新型コロナウイルスは、口や鼻などの上気道の粘膜から感染しますが、目の粘膜である結膜からも感染の可能性が指摘されています。
いまだ不明な点が多い新型コロナウイルス感染症ですが、注意点をQ&A形式でまとめました。
新型コロナウイルス感染症でも、時折充血や分泌物の増加、結膜浮腫、流涙などが報告されています。
一般的な結膜炎の症状と変わりないようです。
咳やくしゃみなどの飛沫感染、ウイルスがついたドアノブやパソコンのキーボードを触った手で目をこすったり触ったりすることによる接触感染があります。
コロナウイルス感染症の診療現場などではエアロゾル感染の可能性も指摘されています。
新型コロナウイルス感染症の基本的な対策は手洗い(石鹸による十分な手洗い)、アルコール等で消毒することです。
洗っていない手で目を触らないよう心がけましょう。
コンタクトレンズをはめるときと、はずすときに直接目に触れますので、目に触れる前後に十分な手洗いを行ってください。
普段どおりに、コンタクトレンズの消毒やこすり洗いもしっかりと行ってください。
心配であれば、しばらくの間、コンタクトレンズから眼鏡の装用に代えても良いでしょう。
目薬をさす前と後に、十分に手洗いを行ってください。
また他の人と、目薬を共有しないようにしましょう。